簡単BBQ!ガスグリルの使い方【Char-Broilシグネチャーシリーズ】
ガスグリルは日本ではあまり見かけないので「難しい」「危ない」と感じる方も多いかもしれませんが、アメリカやオーストラリアなどでは一家に一台の必需品になるほど普及している手軽で安全に使えるものです。
日本の一般的なガスコンロと同じような感覚でお使いいただけます。
今回はガスグリル初心者のためにガスグリルの使い方をご紹介いたします。
ガスボンベをセットする
まず、グリル本体とボンベが繋がっているか確認してください。
繋がっていることが確認できたら、ボンベ本体の上部にあるコックを回してガスを流します。(一口ヒューズコックもご使用になる場合は、こちらのコックも捻ってください)
これでガスがグリル本体へ流れます。
火を付ける
火をつける前に必ずグリルの蓋を開けます。
蓋を閉めた状態で点火すると、グリル内部にガスが溜まり、点火した際に爆発し蓋がいきなり開きやけどやケガ、商品は破損の原因となりますので、十分にご注意ください。
蓋を開けたら、次にノブを回します。
日本のご家庭などで使われるガスコンロは右回しですが、アメリカのブランドのため、ノブはアメリカ仕様の左回しとなります。
無理矢理右に回すとノブや、ノブが刺さっている心棒(ノブが刺さっているシルバーの棒状のもの)が破損する原因となりますのでご注意ください。
ノブを「〇」の消火の位置から「炎マーク」に合わせて回します。この時、ノブを押しながら左に回します。
ノブを「炎マーク」に合わせたら、点火スイッチを押すと着火します。
1つのバーナーにだけ火を付けたい時は、付けたい方のノブを回し、使わないバーナーの方はノブを回さなければ火は付きません。片方だけに火を付け、片方は付けずに、調理を楽しむ方法もあります。
例えば、火が付いている方で魚介を焼き、火が付いていない方でお肉をじっくり焼く、などお楽しみいただけます。
ガスグリルの火力調整
火力は「炎マーク」がMAXです。消火したい場合はノブを「〇」に合わせてください。火力調整するときもノブを押しながら調整します。
グリルの内部温度はすぐに250度程まで上がります。外気温が低い冬や、風が強い海辺などでご使用の場合、時間がかかる場合もあります。
また、グリル本体が熱くなりますのでお子様やペットがいる場合など、十分にお気を付けください。
ガスグリルで美味しくステーキを焼く方法
蓋付きBBQをお楽しみいただくのにピッタリな塊肉は、是非鋳鉄製の網を利用し、格子状の焼き目を付けていただくとより美味しそうな見た目となります。
ステーキ店やアメリカの映画に出てくるようなステーキによく見る網の焼き目です。
食材を網に対して斜めに置き焼いていただき、2分ずつ(片面合計4分ずつ)できれいな格子状の焼き目が付きます。
ガスグリルの掃除方法
ガスグリルの空焚き
BBQが終わったら、蓋を閉めて火を付けてグリルを空焚きします。
空焚きする理由は、網にこびりついた食材の破片や余分な脂を焼き尽くすためです。
空焚きすると、煙がでてきますが食材を炭にしているため出るもので、煙がある程度でなくなったら火を止め、ガスボンベの元栓も閉めます。
※元栓の閉め忘れには十分にご注意ください。またお子様が誤って元栓を開けないようにご注意ください。
鋳鉄製の網をヘラで削る
グリルが冷めたら、蓋を開け、付属の金属ヘラで炭になった食材の破片を削り落とします。
鋳鉄製の網はあまりゴシゴシすると磁器加工が取れてしまうので炭を落とす程度にしてください。
ステンレスの網は金属ヘラでゴシゴシと削って問題ありません。
鋳鉄製の網を水洗い
ある程度炭が取れたら、次は水洗いをします。(アメリカでは、高温で熱しているため水洗いはあまりしないようです)
鋳鉄製の網は、洗剤を使用すると洗剤の香りが残ってしまう可能性があるためあまりおすすめしておりません。
洗剤をご使用の場合はしっかり水で洗い流してください。
チャーブロイルのナイロングリルブラシがオススメ!
焼き網を洗う際にオススメなのは、別売のナイロングリルブラシです。
誤飲を防ぐために、ブラシ部分が赤になっています。アメリカでは、ブラシの破片の誤飲の事例が多数あるため、Char-Broil社のブラシは赤色のブラシを採用しています。
金だわしで鋳鉄製の網を洗うと、こちらも磁器加工が剥がれる可能性があるためおすすめしていません。
ステンレスの網は洗剤でごしごし洗っていただいて問題ありません。
網の掃除が終わったら水気を取りタオルなどで軽く拭いた後、干して乾燥させます。
鋳鉄製の網は、水気が取れたあとオリーブオイルなどの植物油を塗っていただくと錆防止になり、長くご愛用いただけます。
濡れた状態でグリル内に戻すとグリル本体の錆の原因となりますので、必ず乾いた状態の網をセットしてください。
グリル内部(蓋の内側やバーナー部分など)は基本的には水洗いはしませんが、脂が気になる場合は乾いたペーパーなどで拭き上げます。
脂が付いていた方が強度が増し、錆防止にもなるため、こまめに洗浄などをする必要はありません。
ガスグリルの保管方法
グリルの保管は、雨水を避けるため屋内をおすすめしております。
屋外での保管の場合は必ず別売のカバーをご用意ください。
また、屋内での保管であっても、あまり使用せずに保管していると、グリル内部やバーナー内部に虫や蜘蛛の巣が張り、故障の原因となりますので、こちらでもやはりカバーがあった方がより長くご愛顧頂けます。
ガスグリルでおいしいステーキをご家庭で作ってみませんか
ガスグリルは細かい温度調整が可能ですので、じっくり低温で火を入れた柔らかいステーキから表面を香ばしく焼き上げた香ばしいステーキまでお好みのスタイルで調理することができます。
フライパンで焼くステーキとは一味違った格的なステーキをご家族やご友人と一緒に楽しんでみませんか?